ブリストルのディナー。
正直、
そこまで期待していなかった。
勝手なイメージで、
“イギリス飯”を想像していたから。
でも、
完全に覆された。
BOX-E。
ハーバー近く。
しかも、
少し分かりにくい場所にある。
わざわざ行く感じ。
でも、
だからこそなのかもしれない。
周辺の“分かってる人たち”を、
しっかり掴んでいる。
そんな空気があった。
今宵の一皿目。
Brixham scallop, charred sweetcorn, spring onion
ホタテ。
火入れが美しい。
甘みと香ばしさが、
静かに重なっていく。
続いて。
Hake, crushed Cornish new potatoes, gem lettuce, dill
ヘイク。
イギリスらしい白身魚。
そこへ、
コーンウォールのじゃがいも。
この土地の食材感が、
ちゃんと出ている。
そしてデザート。
Chocolate mousse, raspberries, pistachio, olive oil
オリーブオイル使いが絶妙。
甘さだけじゃ終わらない。
大人っぽい締め方。
全体を通して感じたのは、
“港町の余裕”。
ロンドンみたいな過剰さがない。
でも、
センスは鋭い。
ブリストル。
アートだけじゃない。
食も、
かなり面白い街だった。
Bristol.
港町には、静かに強い実力店が潜んでいる。
