古代ローマは、すでに“スパ都市”を完成させていた<イギリス・バース>/Bath

バースの中心にある、
The Roman Baths。

古代ローマ時代の、
公衆浴場跡。

これまで、
ヨーロッパ各地で
浴場跡を見てきた。

でも、
ここは別格。

単なる遺跡じゃない。

“入浴文化そのもの”を、
ちゃんと伝えようとしている。

ほぼ博物館レベル。

見応えが凄い。

そして何より、
ローマ人たちの発想に驚かされる。

彼らは、
ただ湯に浸かっていたわけじゃない。

サウナ。

しかも温度差のある部屋が複数。

ジム。

エステ。

水中運動用浴場。

さらには、
運動指導士までいたという。

極めつけは、
床暖房。

古代ローマ時代で、
すでに。

でも、
一番注目したいのはそこじゃない。

“清潔”への考え方。

当時は、
まだ菌の存在すら知らない時代。

それなのに彼らは、
循環掛け流し式で湯を入れ替え、
常に清潔を保とうとしていた。

つまり経験則として、
“水は循環させた方がいい”ことを理解していた。

これ、かなり凄い。

しかも、
単なる施設じゃない。

運営ノウハウまで成立している。

人を集め、
滞在させ、
回復させる。

つまり古代ローマは、
すでに“スパ都市”を完成させていた。

それが、
2000年近く前。

Bathを歩いていると、
スパ文化の原点が
ここにあることを実感する。

Bath.
人類は2000年前から、“整う”を研究していた。

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