終わりは、新しい役割のはじまり。「La REcyclerie」<フランス・パリ>/Paris

パリに、
廃線跡が残されていることを、
ご存知ですか?

Petite Ceinture

かつて、
パリの外郭をぐるりと結んでいた環状鉄道。

貨物を運び、
旅客を運び、

時代とともに役割を変えながら、
街を支え続けた。

そして、
その役割を終えた。

でも、パリは壊さなかった。

残した。

いや、遺した。

使い方を変えることで、
もう一度、
命を吹き込んだ。

その象徴が、

La REcyclerie

1863年、「Gare d’Ornano」として開業。

1934年に閉業し、
約80年間、静かに眠っていた駅。

2014年。

その駅は、
再び人が集まる場所へ生まれ変わった。

【Reduce】【Reuse】【Recycle】

その思想を掲げて。

駅舎は、
カフェになった。

かつて、
時刻表を見上げていた場所で、

今は、
ゆっくりコーヒーを飲む。

ホームには、
笑い声が響く。

線路の横では野菜が育ち、

イベントが開かれ、

未来について語り合う人がいる。

ここは、

線路の上のサードプレイス。

駅ではなくなった。

だからこそ、
新しい役割を見つけた。

今風に、
完璧には整えない。

先代の想いを、
ゆるやかに受け継ぐ。

その余白が、
この場所の美しさになっている。

これは、
再開発じゃない。

再解釈だ。

役割は終わっても、存在価値は終わらない。

Paris.

終わりは、
新しい役割のはじまり。

#世界の街 #フランス旅 #Paris #citywalk #ReCreationCity

上部へスクロール