サッカーワールドカップで、
熱気に包まれるパリ。
「Forfait Antipollution」が発動するほどの猛暑。
いつも以上に、
暑い夏を迎えていた。
東京・アーティゾン美術館でモネ展やってましたね。
パリ・オルセー美術館からも数点。これも。
“パリ、モントルグイユ街、1878年6月30日の祝祭”
La Rue Montorgueil à Paris fête du 30 juin 1878
モネは、
モントルグイユ通りのバルコニーへ上がり、この祝祭を描いたという。
ならば、
同じ日、同じ街、同じ空気の中で過ごしてみよう。
向かったのは、
Au Rocher de Cancale
1804年創業。
現在の美しいファサードも、
1846年から受け継がれている。
モネがこの通りで筆を執った
1878年にも、
すでにここは存在していた。
そして、
店名の「Cancale」。
ブルターニュ・カンカルの牡蠣を
味わえる店でもある。
あの日、
どんな熱気だったのだろう。
どんな期待が、
この通りを包んでいたのだろう。
モネは、
何を感じて、
なぜ、
描かずにはいられなかったのか。
その衝動は、
きっと絵の中だけでは分からない。
だから、同じ日に訪れる。
同じ街を歩く。同じ空気を吸う。
そうすると、
150年前のパリが、ほんの少しだけ近づいてくる。
Paris.
旅は、
景色を見ることじゃない。
時間を旅することでもある。
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