土曜日だけ現れる、
オルレアン最大級のマルシェ。
Marché du Quai du Roi
地元の人たちで、
朝から賑わっている。
Rétrodorを育む
ボース平原の野菜。
ロワール川で獲れた魚。
オルレアン・ヴィネガー。
この街の恵みが、
ここへ集まる。
焼きたての
アンドゥイユ・ド・ジャルジョー。
香ばしい香りが漂う。
お惣菜を買って、
ロワール川を眺めながら、
ゆっくり朝を過ごす。
そんな時間が、
この街にはよく似合う。
そして、もうひとつの土曜日限定マルシェ。
Marché à la Brocante
そこに並ぶのは、アンティークたち。
その中で、何度も目にしたものがある。
Duralex
どこかで一度は見たことがある、
あのグラス。
実は、ロワール川流域で生まれたブランドだ。
自動車のフロントガラス用強化ガラスから始まり、カフェの定番、「ピカルディ」へ。
割れにくい。
熱に強い。
飾らない。
ヴィネガー、マスタード、パン、
そして、ガラス。
この街の文化に共通しているのは、
余計なものを削ぎ落としてきたこと。
機能だけを磨き続けたものが、
長く残る。
強さとは、
足すことじゃない。
削ったあとに、
何が残るか。
オルレアンは、
その答えを知っている。
Orléans.
本当に豊かな街には、暮らしそのものが文化になる。
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