青から、碧へ。“アドリア海の真珠”<クロアチア・ドゥブロヴニク>/Dubrovnik

南イタリアから、

アドリア海を越えて、
ドゥブロヴニクへ。

ここまで、

アマルフィ。

ポジターノ。

ヴィエトリ・スル・マーレ。

イスキア。

ずっと、
ティレニア海を見てきた。

どこまでも、
鮮やかな青。

太陽の光を、
力強く跳ね返す。

生命力に満ちた、
南イタリアの海。

でも、

アドリア海は違った。

青ではなく、

碧。

それも、

限りなく透明な、
碧。

光を、
跳ね返すのではなく、

光を、
透かしている。

そんな海だ。

“アドリア海の真珠”

ドゥブロヴニクは、
そう呼ばれている。

エメラルドでもない。
サファイアでもない。

なぜ、“真珠”なんだろう。

海そのものを、
宝石に喩えたのではないのかもしれない。

透き通る碧の中に、

白い光をまとった街が、
ぽつりと浮かび上がる。

海が輝き、
街が輝き、
その境界まで、
光に溶けていく。

その姿を見て、

少しだけ、
“真珠”の意味が分かった気がした。

Dubrovnik.

青から、
碧へ。

アドリア海の旅が、
ここから始まる。

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