温泉は、日常にあってこそ文化になる。Therme Wien<オーストリア・ウィーン>/Wien

“ヨーロッパの大温泉保養都市群”
The Great Spa Towns of Europe.

2021年、世界遺産登録。
ヨーロッパ7か国、11の温泉都市で構成される。

ドイツ/バーデン=バーデン
ドイツ/バート・エムス
ドイツ/バート・キッシンゲン
フランス/ヴィシー
イタリア/モンテカティーニ・テルメ
イギリス/バース
ベルギー/スパ
オーストリア/バーデン・バイ・ウィーン
チェコ/フランティシュコヴィ・ラーズニェ
チェコ/カルロヴィ・ヴァリ
チェコ/マリアーンスケー・ラーズニェ

今回、ウィーンを訪れた目的は、
そのひとつ、バーデン・バイ・ウィーン(Baden bei Wien)に行くため。

でも、その前に。
まずは、現代のウィーンで、温泉がどう使われているのかを体感しよう。

Therme Wien

ウィーン中心部からほどよい距離。

市民の生活圏にある、
都市型の大型スパ。

ここには、
いわゆる観光地としての温泉感がほとんどない。

地元の人たちが、
泳ぎ、
温まり、
休み、
身体を整えている。

街で過ごし、
疲れたら温泉へ行く。

特別な日に行く場所ではなく、
日常の選択肢として、温泉がある。

そして、

食事がかなり充実しているのも
面白い。

オーストリア料理。

量り売りのサラダバー。

サイドデリも、
ずらりと並ぶ。

選んだのは、

Berner Würstel.

ベーコンを巻いたソーセージに、
チーズ。

これが、
すごく美味しい。

温泉に入る。
食べる。
休む。

そして、また温泉へ。

何か特別なことをしているわけじゃない。

ただ、

その一日が、
ちゃんと回復につながっている。

温泉大国・日本にいると、

温泉があること自体に目が向きがちだけど、

大切なのは、
その“熱”を暮らしの中でどう使うか。

温泉は、

観光資源になる前に、

人を回復させる、
生活のインフラなのかもしれない。

Wien.

温泉は、
日常にあってこそ文化になる。

次は、世界遺産の温泉都市、
Baden bei Wienへ。

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