ウィーンの世界遺産といえば、
宮殿や聖堂、劇場、庁舎等々、有形の“建物”が注目される中、
無形文化遺産はあまり知られていません。
その一つが「カフェ文化」。
ウィーンのカフェは、
コーヒーの味や淹れ方を追求するものではない。
何時間も新聞や本を読み、
芸術や嗜好、社交談義を楽しみ、
ときには熱い議論を交わす、
そういうスタイルが伝統としてある。
2011年、世界無形文化遺産に登録された。
ベートーヴェンが夏を過ごした家から程近く、
外観や店内の雰囲気になんとなく惹かれて入ったカフェ。
Annamühle
1576年からこの街でパンを焼き続けている、
老舗中の老舗カフェでした。
今年2026年で創業450周年ですよ。
織田信長が活躍した時代ですよ。すごいね。
至極のパンとカフェを楽しもう。
お隣には、いつからいるんだろう、
老紳士が黙々と本や新聞を読んでいる。
テラス席もあったけど、
歴史の中にいたくて、
450年の時間にお邪魔させていただきました。
文化は制度じゃない。
こういう店が、何世代にもわたり街の日常を支えてきたから、
文化になる。
何百年も変わらない時間が、
ここには流れている。
“世界遺産”は、建物だけじゃない。
続けてきた人がいるから、文化になる。
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