ブダペストに来たら、
まず、
ドナウ川のほとりを歩く。
Duna.
ドナウ川。
ヨーロッパを横断し、
10か国を流れる大河。
その流れが、
ブダペストの真ん中を通っている。
西には、Buda.
丘の上に、ブダ城。
東には、Pest.
川沿いに、国会議事堂。
そして、
その間をつなぐ、Széchenyi Lánchíd.
くさり橋。
川を挟んで、街の歴史が向かい合っている。
川沿いを歩くと、
ブダペストという街の
つくりがよく分かる。
建物を見る。
橋を渡る。
トラムが走る。
船が行き交う。
そして、
どこを歩いていても、
ドナウ川が、視界に戻ってくる。
この街にとって、
川は景色じゃない。
街の中心だ。
夕方になると、
少しずつ、
光が変わっていく。
石造りの建物が染まり、
川面に、
街の光が映り始める。
昼と、夕暮れと、夜。
同じ場所なのに、
ドナウ川が、街の表情を変えていく。
川のほとりを、ただ歩く。
それだけでいい。
急がず、
目的地も決めず、
流れる水と一緒に、
街を眺める。
街を知る方法は、いろいろある。
でも、
川のある街なら、
川を歩くのがいちばん早い。
Budapest.
街の輪郭は、
川を歩けば
見えてくる。
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