食卓にも、音楽が流れている。<ハンガリー・ブダペスト>/Budapest

昼に続いて、

夜も、
ハンガリー伝統料理を。

メインストリートを離れ、
路地裏の人気ビストロへ。

Retek Bisztró

いただくのは、

ハンガリーを代表する家庭料理。

Paprikás csirke
チキン・パプリカーシュ

鶏肉を、
たっぷりのパプリカと煮込み、
サワークリームで仕上げる。

パプリカの甘み。
鶏肉の旨み。
そこに、
サワークリームの酸味。

クリーミーなのに不思議と重くない。

美味しい。

添えられるのは、

Nokedli

小さな団子状の、
ハンガリー伝統の付け合わせ。

これは……

自分には微妙かな笑
普通にパスタにして。

ワイン。

ハンガリー料理だし、
ハンガリーワインを。

ハンガリーは、
ヨーロッパでも長いワイン文化を持つ国。

そして、
世界三大貴腐ワインのひとつとされる、

Tokaji Aszú.

トカイ・アスーを生み出した国でもある。

料理とワインを楽しんでいると、

店内には、
ピアノの生演奏。

そういえば、

ブダペストに来てから、
生演奏に出会う確率がやたら高い。

ピアノ。

時には、
そこにバイオリン。

特別なコンサートじゃない。

普通に食事をしている、
そのすぐそばに音楽がある。

なんだか、

それもこの街の日常なんだろう。

温泉だけじゃない。

料理も。
ワインも。
そして、音楽も。

どれも、
長い時間をかけて、
この街の日常になってきた。

文化って、
博物館に残っているものだけじゃない。

食べる。
飲む。
聴く。

日々繰り返されるものほど、

その土地らしさを
つくっているのかもしれない。

Budapest.

食卓にも、
音楽が流れている。

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