サルディーニャ島。
イタリアの島。
コルシカ島の真下。
シチリア島の真上。
地中海に浮かぶ、
イタリア第二の島。
そして、
その玄関口。
Olbia.
オルビア、初上陸。
派手な街じゃない。
大きな観光名所が、
次々現れるわけでもない。
でも、歩いていると、
なんだか時間の流れがゆっくりしている。
それもそのはず。
この街の地下からは、
古代ローマ時代のものを中心に、
24隻もの船の残骸が発見されたという。
今は静かな港町だけど、
ずっと昔から、人が行き交い、物が運ばれ、
地中海とつながってきた。
街の下には、
そんな時間が何層にも眠っている。
でも、
サルディーニャの時間は、
それだけじゃない。
街のすぐそばには、
Stagno di Olbia
オルビアの湿地帯。
“ピンクフラミンゴ”が、
数千年も前から同じルートで飛んでくる湿地帯。
数千年前から変わらないルートを旅して
羽を休めているだなんて、素敵エピソード。
人が国境をつくる、
ずっと前から。
街ができる、
ずっと前から。
同じように旅をして、
この島で、羽を休めてきたんだろう。
この素敵な時間のスケール感がここちいい。
古代の船が眠る街。
その傍らでは、
今も渡り鳥が、いつもの旅を続けている。
ここでは、
人間の時間なんて、まだ短いのかもしれない。
オルビアは、派手じゃない。
いや、
主張しないだけ。
Olbia.
派手なのは、
ピンクフラミンゴだけだ。
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