狩野七信 - Nananobu KANO - という、
感覚をひらく存在。
ガラスを通して何を作っているのかだけではなく、 何を感じさせるのか。 その視点から、狩野七信という存在を知る。
このアーティストに惹かれた理由
そこには単なる美しさだけではなく、
光・時間・感覚への問いがある。
作品を見せるだけでなく、
感覚の状態そのものを変える装置として
ガラスが扱われている。
狩野七信 - Nananobu KANO -
ジュエリーデザイナー、ガラスアーティスト。
狩野七信は、富士山の麓で生まれ育ち、幼い頃から自然の美しさに魅了されてきた。
2009年に渡英し、異なる文化や価値観に触れる中で、改めて日本の美意識についての探求を始める。
2020年にはロンドン美術大学のCentral Saint Martinsに入学し、2024年に卒業。
また、狩野派当代20代目のガラスアーティスト、狩野智宏(日本画家・狩野友信を母の曾祖父とする狩野派の当代20代目、浜町狩野家・狩野友信から数えて5代目)に師事し、修行を重ね、2023年に狩野派当代21代目狩野七信を襲名した。
七信の作品は「差異と調和の美学」を主体とし、「西洋と日本の美意識」「最新技術と伝統」「自然美と人工美」など、異なる要素が交錯することで生まれる芸術表現を追求している。彼女のデザインは、ミニマルでありながらも、優しさと強い意思を内包し、内面性への探究を意図している。
「同じ出来事が私たちの前に現れた時、その受け取り方は人それぞれ異なります。文化の違いや個々の背景が影響を与え、そこに独自の差異が生まれるのです。このような人間形成のプロセスを認識した時、人生観という概念に深い興味を抱きました。ジュエリーは、単なる装飾品ではなく、私たちの価値観や物語を映し出す大切な存在です。そして、ガラスは、私たちが本来持ち合わせている感覚を呼び起こしてくれる。私たちのブランドは、心の在り方を探究し、そして思索の場となることを目指します。」

素材
光と揺らぎを含む存在として扱う

知覚
見る人の感覚を変化させる

対話
内面へ向かう時間をつくる
作品より先に、姿勢がある
強く見せるためではなく、 受け取る余地を残す。
