COLLABORATION / JAPAN

琉球漆器/japan

伝統工芸は、過去の遺産ではなく、未来の生活へと続く技術。
琉球王国の交易が育んだ「琉球漆器」と、現代の挑戦「漆ing」を紹介します。

日本最初の輸出品

ものづくりニッポン。その代表的な伝統工芸といえば「漆器」。 大航海時代、漆器の美しさに魅了された渡来人たちが持ち帰った漆器こそが、 日本最初の輸出品となりました。
  • ヨーロッパの貴族社会でブームに
  • ステータスのシンボルとして広がる
  • “美しさ”が、国境を越える価値になる
Lacquerware

漆器コレクター、マリー・アントワネット

Marie
ヨーロッパに渡った漆器は、瞬く間に王侯貴族の間に広まり、中でもフランス国王ルイ16世王妃、マリー・アントワネット は、世界有数の漆器コレクターとして知られています。 母親の影響から始まり、受け継いだ遺品から更に多くの漆器を買い求め、ヴェルサイユ宮殿にはコレクション専用の部屋まで設えたというエピソードも残されています。 その熱心さには拍車がかかり、漆の木が存在しないヨーロッパで、漆の質感や色合い、耐久性など研究に研究を重ね、本物の漆に近い技術力まで辿り着きました。

「japan」

漆に寄せる技術はヨーロッパでも文化として根付き、「漆黒」というカラーを生み出しました。

漆黒の器に金の粉で文様を描く「蒔絵」はヨーロッパに衝撃を与え、
漆器の技術は総称して 「japan」 と名付けられ、辞書には今も「japan=漆器」と訳されます。
  • 「黄金の国、ジパング」と紹介された由来の一端に
  • 輸出された漆器は、現在のルーヴル美術館等でも鑑賞できる
  • 技術が“言葉”になり、世界の共通語になる
Ryukyu lacquerware

琉球漆器

Shurijo (replace image)
「舟楫をもって万国の津梁となし」——交易が育んだ独自文化の中で、 琉球漆器は発達し、王府の外交を支える代表的物産となりました。
  • 14世紀:中国から高度な技術が伝来
  • 16世紀:貝摺奉行所の設置で技術・芸術性が向上
  • 中国・東南アジア・日本へ盛んに輸出
  • 沈金、箔絵、螺鈿、堆彩、密陀絵など多彩な技法

首里城は、最大の漆器作品

沖縄県那覇市の世界遺産「首里城」は、漆で塗られた大きな漆器。
火事消失から復旧へ向け、英知を結集して取り組んでいます。
もちろん、新しく誕生する首里城も琉球漆器作品。

輝かしい歴史ある伝統工芸を今に残し、新しい風を起こすために、現代の作家たちが日夜研鑽を積んでいます。

Ryukyu lacquerware

漆ing(うるしんぐ)

産業の長期低迷や廃業が続く一方で、若手漆芸家を目指す人材は増加。
NPO法人を中心に、若手育成を目的とした 「漆ing」ブランド が立ち上がりました。
  • 沖縄のアパレルデザイナー/作家 × 漆作家のコラボ
  • 伝統を“保存”ではなく“更新”するための仕組み
  • 技術を、次の生活文化へ
▶ ここで伝えたいポイント
  • 継承:学びの出口が“作品”として市場に出る
  • 共創:異分野と混ざり、新しい用途が生まれる
  • 循環:作り手が続くことで、文化も続く

「漆のたまご」発売

第一弾として、「YOKANG」田仲洋 × 漆工房「SUGY」宮城杉乃による新感覚のヒーリンググッズ 「漆のたまご」 を発売。

Urushi egg
Healing / Craft
漆のたまご

世界初、漆のヒーリンググッズ。握る・こすることで艶が増し、経年で表情が変わる。
抗菌作用のある天然素材の漆を、日常の“整える道具”として育ててみてください。

特徴

  • ストレス解消や思考整理の“手遊び”として
  • 触って育つ:艶が上がり、経年変化が楽しめる
  • ツボ押しにも:頭や首をグリグリしても気持ちいい
  • ※乾いた漆でかぶれることはありませんのでご安心ください

サイズ・仕様

  • サイズ:直径約2.4 × 高さ3.9cm
  • 重さ:約11g
  • 素材:木、本漆、銀粉、底にマグネット使用
  • 箱サイズ:縦8.6 × 横8.6 × 高さ3.7cm
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