フランス初代皇帝ナポレオン・ボナパルトを生んだ島<フランス・バスティア>/Bastia

地中海に浮かぶイタリアに囲まれたフランス領土の島、コルス(Corse)。通称、コルシカ島。
かつては、イタリア・ジェノヴァに支配されていた時代もあり、すぐ真下にはイタリア・サルディーニャ島とイタリア色濃く、また、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(Napoléon Bonaparte)生誕の地としても知られる、観光人気の高い島です。
その玄関口でもある港町、バスティア(Bastia)の中心、サン・ニコラ広場には、ナポレオンがイタリア側を睨みつけるように仁王立ちしています。

“リーダーとは希望を配る人だ”

“よく考えてから行動せよ。しかし、行動する時が来たら、考えるのをやめて進め”

“優れた能力も、機会がなければ無価値だ”

“状況?何が状況だ。俺が状況を作るのだ”

“最も大きな危険は、勝利の瞬間にある”

“約束を守る最良の方法は、約束をしないことだ”

“決して落胆しないこと。それが将軍としての第一の素質である”

“敵が間違いを犯している時は、邪魔するな”

“勝利はもっとも忍耐強い人にもたらされる”

“愚人は過去を語り、狂人は未来を語る。しかし賢人は現在を語る”

“私の辞書に不可能という言葉はない”

ナポレオン・ボナパルト。

この小さな島から、
フランス皇帝になった男。

この港町で生まれ育った人物が、
後にパリを支配し、
ヨーロッパ全土を揺らした。

どうしても、
そのスケールが結びつかない。

島の時間
港町の空気
狭い路地
ゆっくり流れる生活

そこから、
どういう感情の変遷があって、
あの巨大な野心へ繋がったのだろう。

もっと広い世界を見たかったのか。

それとも、
この島だからこそ、
外へ向かう力が強くなったのか。

考え始めると、
止まらない。

ナポレオンという存在は、
歴史上の人物というより、
“浪漫”なんだと思う。

島から世界へ。

その振り幅が、
あまりにも大きすぎる。

だからこそ、
コルシカを歩くと、
彼を少し近く感じる。

パリではなく、
この島で。

Bastia.
小さな島ほど、大きな野心を生むことがある。

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